2006年6月29日 (木)

「まとまったお金の唄」

今をときめく、演出・松尾スズキ、所属俳優・宮藤官九郎、阿部サダヲ、荒川良々らの劇団「大人計画」の公演です。14、5年前たまたま深夜テレビで公演の録画が放送されているのをみて、あまりにブラックでシュールな舞台に目が釘付けに。当時既に人気の小劇場系劇団だったらしく、チケットがなかなか取れないと友人の弟が言っていたのと、本多劇場という独特の雰囲気に足が運びづらいのとで、行かずじまいでした。今回、関西公演は厚生年金会館芸術ホールという事で、席数が多く購入出来そうだったので、eプラスのプレオーダーに申込みました。しかし当選してから締切日にギリギリ入金したせいか、S席なのに2階の5列目。。。しかも体調不良で、またもや夫一人で行ってもらう事に。。。パンフレットは無く、シナリオ本を買ってきてくれました。でも、場面展開が激しいのと登場人物とセリフが複雑なので、読むだけでは、さっぱり分らない。。。なんだかバイオレンスで気持ち悪くなるだけでした。やっぱり実際に観ないと楽しくない、としみじみ思いました。

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2006年5月30日 (火)

クリスチャン・ツィメルマン

先週に引き続き、「兵庫県立芸術文化センター」へ、の予定だったのですが、体調がすぐれず、夫のみ「クリスチャン・ツィメルマン」のピアノリサイタルへ。自分の演奏の完成度を徹底的に追求する彼は、自前のピアノを持参し、曲目も熟考を重ねて直前に決めるそうです。これも1月にチケットを取って楽しみにしていたのに。。。夫の感想はというと、「骨太かつ端整で非の打ち所がない」感じだったとのこと。プログラムに全精力を注ぐため、アンコールもなかったそうです。残念がる私の為に、家にあるCDから抜粋して、同じプログラム通りにMDに編集してくれた夫。。。ありがたいけど何か違う気が(ツィメルマンのじゃないし)。

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2006年5月23日 (火)

ヒラリー・ハーン

昨年、西宮北口駅前に「兵庫県立芸術文化センター」が出来ました。木がふんだんに使用された素敵なホールです。大・中・小の会場があり、クラシックコンサートをはじめオペラや演劇・ミュージカルなどプログラムも結構充実。館内には、神戸北野ホテルにあるレストラン「イグレック」の姉妹店「igrek theatre」が入っています。
週末に、ここのコンサートへ行きました。「ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団」で曲目は、ベートーヴェン;序曲「コラリオン」、ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61、交響曲第3番変ホ長調「英雄」。当初、協奏曲のソリストは諏訪内晶子の予定でした(頑張って座席も2ブロック目の一番前の真ん中がとれた!)が、病気で降板。代わりにヒラリー・ハーンを招く旨のお知らせが届きました。グラミー賞を受賞した人気のヴァイオリニストという事で払い戻しはなく、「・・・・・・このような機会に思いがけずこのホールでご紹介できることとなりましたことに、いささか驚いてもおります・・・・・」と主催者は少し浮かれ気味。。。それはまあいいとして、感想はというと、お天気の良い昼間のコンサートらしく、全体的にほのぼのとしてました。カンマーフィルは、少数精鋭という感じで、皆が丁寧で心のこもった演奏、ヒラリー・ハーンは力強さとキレもあってなめらか(ビールみたい。。。)で、夏の清流のような綺麗な演奏でした。

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2006年2月24日 (金)

「『砂の女』と現代の美術」展

高校生のとき“安部公房”にはまっていたので、新聞にタイトルの展覧会が紹介されている記事を見て、「京都芸術センター」へ行ってきました。キュレーターの説明にも書かれていましたが、小説「砂の女」の世界を表現したものではなく、主人公が目の前の境遇に試行錯誤しながら立ち向かっていくストーリーになぞらえて、若手7人の美術家が様々な発想で創作しているものです。しかし追い詰められた挑戦、というよりは、のびのび自由にという感じで、楽しい作品達でした。額に収まった風景写真のフレームから壁にまで、どんどんはみ出て続きを描いてしまっている“佐野えりか”さんの作品が気持ちよかった。400人に扮装し証明写真をとった「ID400」などのセルフポートレートで有名な“澤田知子”さんも参加されていました。京都芸術センターの建物は閉校になった明倫小学校の校舎を利用したものだそうで、懐かしい静けさがあり、落ち着いた気持ちになります。 四条烏丸から徒歩3分程です。

 iriguchikoutei                            rouka

    入り口           校庭             廊下

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2006年1月17日 (火)

12人の優しい日本人

先週、陪審員制度をテーマにした三谷幸喜の舞台「12人の優しい日本人」を観ました。ドラマなどでみられるテンポの良い掛け合いも絶好調で、2時間強出っぱなしで演じた俳優陣は、あっぱれ、でした(特に温水さんは絶妙)。シーンの変更も休憩時間もなかったのですが、全く飽きませんでした。ただ、会場が広く21列目の席だったせいか、舞台独特の緊迫感は味わえませんでした。梅田のシアタードラマシティだったのですが、その半分位の広さの方がライブ感が出るかも。でも一番後ろの座席の後ろや、横の空きスペースにも折りたたみ椅子で席を増やしている位の人気だから難しいのでしょう。
後日、映画版の「12人の優しい日本人(三谷幸喜脚本)」と、これらのモチーフとなった洋画「12人の怒れる男(原題“12 angry men”)」もDVDでみました。「優しい~」は「怒れる~」の話の流れはそのままに、犯罪の設定や登場人物の個性をいかにも日本人らしくアレンジされたものです。オリジナルの洋画は、1957年製作と古いものですが、こちらも面白く、最後の陪審員が意見を変えるところは、オリジナルの方が説得力もあり、ただのコメディに終わっていませんでした。

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